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【記者:Sarah Knapton】
技術の発達で在宅勤務は以前よりも簡単になった。だが、最新の研究によると、人目がない環境で働いている人は、オフィスで働いている人に比べるとパフォーマンスが低下する可能性があることがわかった。
米ジョンズ・ホプキンス大学(Johns Hopkins University)の研究者らは今回、仕事をしているときに他人から見られることが、パフォーマンスに違いを生むかどうかを調べた。
絶えず見られると創造性が損なわれると考える人や、イベントで聴衆を前に固まってしまうことを恐れる人は多い。だが今回の研究では、他人のプレッシャーがあるとパフォーマンスが向上するとの結果が示された。
論文の主筆者で、同大ケネディ・クリーガー研究所(Kennedy Krieger Institute)研究員のビクラム・チブ(Vikram Chib)助教(バイオメディカル・エンジニアリング)は、「人に見られていることは役に立たないと思うかもしれないが、実際にはパフォーマンスが向上する可能性がある」と指摘し、「観衆はちょっとした追加のインセンティブとなる」と続けた。
人は見られていることがわかると、社会意識および報酬に関係する脳の部位が、運動技能をつかさどる別の部位を活性化させる。これに伴い、スキルを要するタスクでのパフォーマンスが向上するのだという。
研究チームは、参加者20人を対象に任天堂Wiiまたは米マイクロソフトXboxのキネクト(Kinect)でゲームをしてもらった。
参加者らは、そばで2人が見ている状態と誰も見ていない状態の異なる環境でゲームをプレーした。このときの脳の動きを機能的磁気共鳴画像法(fMRI)で調べた。
ゲームのパフォーマンスは、人が見ている状況では平均5%、最大で20%向上した。参加者のうちパフォーマンスが向上しなかったのは2人だけだった。
だが、見ている人の数が大幅に増え、プレッシャーが高まった状態では逆の結果となり得る。
「社会的不安を感じると、パフォーマンスが良くなる傾向がある。だが見ている人の規模が大きくなると、ある時点を境に不安も増大する。これについてはさらに調べる必要がある」とチブ氏は述べる。
研究結果は英学会誌「Social Cognitive and Affective Neuroscience」に掲載された。【翻訳編集】AFPBB News
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最終更新:4/30(月) 13:20
The Telegraph



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