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雇用保険の資格喪失届(離職票あり)の全手順

 

最初に申しておきますと、今回の手続は手順が多いです。
最後までお付き合いください。

決して難しいものではありませんのでご安心ください。
いくつかポイントがありますので、その都度ご紹介していきます。
それではまいります。

手続を開始する

 

それでは、手続きを行っていきます。
e-Govのサイトから手続き検索を行います。

検索結果が表示されたら、今回は、
【雇用保険被保険者資格喪失届(離職票交付あり)(平成30年10月以降手続き)】を選択します。

(雇用保険)資格喪失届の作成

ここからは、資格喪失届の作成です。
画像のように進んでください。

このように表示されたら、e-Gov電子申請アプリケーションを起動させます。
(下のチェックを入れると次回からは、自動的に立ち上がります。)

 

必要項目を入力して、【入力チェック】

エラーがなくなったら【署名して次へ進む】

このように自動的に電子証明書が表示されます。

資格喪失届の内容を一旦、保存します。

毎回、新しいフォルダを作成して保存してください。

ここでは、【引き続きこの手続の他の申請届出書を作成します。】を選択して【進む】

この後引き続き、離職証明書の作成を行うためこのように行います。
この辺りは、非常にわかり難いのですが、他に作成する申請書がない場合は下の【これまでに作成した申請届出書をe-Govに保管します。】を選びます。

(雇用保険)離職証明書の作成

引き続き、離職証明書の作成を行います。
【申請書作成】から進みます。

紙による離職証明書を作る場合と同じように入力していきます。

離職者による同意の欄は、何も入れなくても問題ありません。
(下の画像のように名前だけ入れておいても構いません)

離職理由の欄は、必要に応じてチェックを入れます。

【入力チェック】を行い、エラーがなくなれば、【署名して次へ進む】

このように署名を付けます

離職証明書の内容を保存します

先ほど作ったフォルダに保存しましょう

ここでは、【これまでに作成した申請届出書をe-Govに保管します。】を選びます。

(このあと、基本情報や添付書類も作成しますが、これらは届出書には含まれないためと考えられます)

個人的には、「この流れ必要?」と思いますが・・・

【預かり票】と呼ばれるファイルをダウンロードします。

このあとすぐに使用しますが、申請書の提出が終了したら削除してしまっても構いません。

預かり票を保存していきます

自分でわかる場所に保存しておきましょう。

私の場合は、いつもダウンロードフォルダに保存しています。マイドキュメントでもいいですよ。

ここで、今表示されている画面を閉じます。

画面右上の【終了する】画面を閉じてください

申請書の送信

ここからが最後のステップです。
これまで作成した「資格喪失届」と「離職証明書」とともに、
「基本情報」「任意の添付書類」(賃金台帳、出勤簿、事業主の疎明書等)を付けていきます

下記の画像のように、【添付書類署名】を飛ばして、【申請書送信】に進みます。

 


補足 添付書類について

添付書類に電子証明書を付ける場合は、【添付書類署名】から行います。

電子証明書をつける必要のない添付書類は【申請書送信】から添付することができます。

雇用保険の添付書類は基本的には、電子証明書を付ける必要がない書類です。

ちなみに、【電子証明書署名】から添付書類を付けても問題なく申請できます。


 

再び【e-Gov電子申請アプリケーションを起動】します。

【許可】を選び、

 

先ほど保存した「預かり票」を指定します。
参照ボタンから

ファイルを指定して【開く】

【読込】をします。

このように、預かり票が読み込まれます。

2つの届出書にチェックを付けて、【進む】

ここから【基本情報】を入力していきます。
内容をすでに保存している場合は、【ファイルから読込】から呼び出しましょう

下記のように、提出先選び、【設定】

 

その後、【進む】

 

添付書類を付けていきます。
添付ファイルは必ずPDFファイルとして保存して添付してください。

【追加】ボタンを押すと2つ、3つと書類を付けることができます。


補足 必要な添付書類について

雇用保険の資格喪失届(離職票あり)の手続きに必要な添付書類は、以下のとおりとなっています。

・賃金台帳

・出勤簿

・離職証明書の記載内容についての確認書
又は、
・事業主の疎明書

つまり、本来であれば離職理由について離職者本人に確認をしてもらうことが必要であるが、
離職者本人が電子証明書を所有していることは考えにくく、
上記のような確認書をもらって、これを添付することとされています。

しかし、離職者にこの確認書をもらうことが困難な場合は、事業主がそのもらうことが困難な理由を書類にして添付することとなるのです。

これらの書類は、ワード形式で下記のサイトに公開されています。

リンク:東京労働局

離職証明書の記載内容に関する確認書(画像)

 

事業主の疎明書(画像)


ここで、基本情報と添付書類の内容を保存します。

この画面が出ましたか?
内容を確認したらこれが最後の手順です。
【チェックした申請届出書を提出】をクリックすれば提出完了です。

「お疲れさまでした!!」

これで提出は完了です。

まとめ

いかがだったでしょうか?
おそらく手順が多くて扱いにくいとか面倒くさいとか感じたのではないでしょうか?

この手順はあくまでも直接入力方式による手順となりますので、もっと効率を高めることも可能です。

もっと効率を高めて行う方法は、無料の電子申請サポートを是非、ご利用ください。