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磁気媒体届出プログラムを使ったe-Gov手続き
電子申請の申請ファイルの作成はどうやってするか?
電子申請の準備についてはこちらをご確認ください。 e-Gov申請に必要な電子申請の取得方法について
今回は、電子申請を行う申請ファイルの作り方を説明していきたいと思います。
1-1.e-Govで電子申請する3つの方法
1-2.磁気媒体届出書作成プログラムを使ったe-Govの届け出
1-2-1.ターンアラウンドCDの読み込み
1-1.e-Govで電子申請する3つの方法
これまで紙の届け出をしていた方は、これまで申請書を作成するフォーマットがありましたよね。
10年以上前は役所から用紙をもらってきてそれに手書きして提出していましたが、今はホームページからダウンロードすれば申請書は手に入ります。
エクセルなどの編集できる形式で出されているので、直接パソコンから入力して出力することもできます。
それでは、電子申請では申請書をどうやって作成するでしょうか?
作成方法は3つあります。
1つ目は電子申請のホームページから直接入力して作成する方法です。
これは、わかりやすいですね。
しかし、一人一人キーボードから入力していかなければならないので時間がかかります。
2つ目は人事労務や給与ソフトから電子申請用のファイルを作成する方法です。
この方法であれば、人事ファイルや給与計算で使用するデータを使ってファイルを作成できるため効率的です。
また、ソフトを販売する会社もわかりやすく簡単に申請ファイルを作成できるようにしていますので操作も簡単にできていることが多いです。
しかし、電子申請に対応した業務ソフトを導入するには費用が掛かりますし、保守契約なども必要なものが多いと思われます。
なかなか、高額な市販ソフトを使用することはできないですよね。
最近は、クラウド型のサービスが登場しているのでこれらについては、このホームページで取り上げることにしますね。
そして、3つ目の方法は磁気媒体届書作成プログラムを使用する方法です。
磁気媒体???
なんだか難しそうな名前だと思いませんか?
ネットで検索してもこのプログラムで作成する方法がたくさん出てきます。
しかし、私も最初このプログラムをインストールしたものの使用方法がわからず、なんだかよくわかりませんでした。
1-2.磁気媒体届出書作成プログラムを使ったe-Govの届け出
そこで、1,2の方法で電子申請を行っていましたが、現在は業務ソフトを使用できる環境がないため磁気媒体届書作成プログラムにも挑戦しましたので、こちらにまとめておきます。
このプログラムはやってみないとわからないところがありますが、このプログラムを使用するには欠かせないものがありました。
それは「ターンアラウンドCD」というものです。
あまり聞きなれない言葉ですが、これは現在社会保険に加入しているデータが入ったCDーROMのことです。
このCDは日本年金以降に電話をして送ってくださいといえば、すぐに送ってもらえます。
このCDを磁気媒体プログラムで読み込むことで、今いる社会保険に加入している職員の届け出を作成することができるようになるわけです。
よって、新たに入職した職員はデータに入っていないためデータを入力しなければなりません。
説明が遅くなりましたが、磁気媒体というのはかつてのフロッピーディスクがあったころのFDやCDなどのメディアを総称した呼び方です。
介護請求などでも、インターネット請求のほかに磁気媒体での提出も認められていますね。
1-2-1.ターンアラウンドCDの読み込み
ターンアラウンドCDは一度読み込んでしまえば、次は必要ありません。
中身は、氏名や生年月日の他、住所や扶養者の情報、基礎年金番号や健康保険・厚生年金の番号まで入っていますので、そこから申請データを作成すると一瞬でできてしまします。
磁気媒体作成プログラムで作成したデータは、これまでの紙のデータと同じ情報が入っていますが、入っているのは情報だけで枠線なども入っていませんし、エクセルの標準形式にもなっていません。
csvという形式で作成されます。
エクセルやメモ帳で開くことができますが、文字と数字が入っているだけのデータであることがわかります。
この形式で提出しないと提出先では、申請データを読み込めないようになっているようです。
今回は、磁気媒体届書プログラムを使用して電子申請データを作成することについて説明してきました。
そしてこのプログラムを使用するにはターンアラウンドCDを取り寄せる必要があることも知っていただけたと思います。
これらが準備できたら、ソフトを操作してデータを作成してみましょう。
磁気媒体届出書プロブラムのダウンロードおよび操作説明書のダウンロードページ
”日本年金機構のホームページから