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新卒採用のスケジュールについて


近年は、労働力人口は減少傾向にも関わらず、製造業を中心に採用を増やしている傾向がありますので、新卒採用にも苦戦を強いられている中小の企業は多いのではないでしょうか?
新卒採用は、まず時期を逃してしまうと、良い人材を獲得するチャンスを逃してしましますので、まずは新卒採用に向けてスケジュールをまとめてみました。

1-1.大学生等の新卒求人のスケジュールについて
1-2.高卒の新卒求人のスケジュールについて

大学生等の新卒求人

大卒者の場合は、主な求職活動は学内の求人情報やインターネットの求人サイトになると思われます。
ただし、地元の会社に就職を希望する生徒にとってはやはりハローワークというのもあります。

大学生等とは4年生大学はもちろんですが、短大や専修学校を含みます。
介護事業者であれば、介護職なら専門学校や大学の介護福祉課というところが有力な候補となると思います。
また、看護職やリハビリ職での採用も考えていれば、職種に合わせた採用活動が必要になってくると思います。

表にしてまとめてみると

 

内容 時期
ハローワークの求人受理 2/1以降
企業の広報活動 3/1以降
ハローワークの求人公開 4/1以降
ハローワークからの紹介 6/1以降
採用・選考活動 6/1以降
正式内定 10/1以降

 

となります。
よって、すでに求人の受付とともに求人が公開になっています。
まずは、このスケジュールに合わせ、採用・選考活動が始まる前までに求人を出すことが大事です。

つづいては、高校生の求人です。

高卒求人のスケジュール

ここ数年は、決まったスケジュールとなっていますので、本年も昨年同様にスケジュールを立てていきましょう。
高卒の求人は、ここのところ有効求人倍率が下がっており、採用したい企業にとっては思うように採用できないという状況になっていますから、戦略的に行っていきましょう。

高卒求人のスケジュールは次の通りです。

内容 時期
ハローワーク求人票の受付 6/20以降
ハローワーク求人票の受理 7/1以降
学校への求人票提出 7/1以降
高校への学校訪問 7/1以降
学校推薦による企業の受付 9/5以降
求人の採用選考 9/16以降
採用内定 9/16以降

 

まずは、求人票が公開となる7/1までに求人票を準備することが重要です。
求人の内容も重要ではありますが、求職者が探しているときに求人が出ていなければそもそも選択肢に入らないわけですから、初日までに求人を準備しましょう。

ということで、今回は学卒求人のスケジュールをまとめてみました。
これから本番を迎える新卒求人活動を前に今年はどのような採用活動を行うか検討してみてください。