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モチベーションのイメージ

23期連続黒字を達成した「社員を大切にする」仕組み

このページでは中小企業および小規模事業者の人手不足対応について事例を元にご紹介していきます。

「募集しても応募が来ない」
「社員がすぐに辞めてしまう」
「人材のトラブルが発生している」

このようなお悩みをお持ちの事業主様、経営担当者様は是非ご覧ください。

今回は、ある中小企業を取り上げています。
この会社は、23期連続黒字を続けた中小企業ですが、かつては経営不振の為、取引する銀行からの融資を断られ破綻処理を勧められるというところからの復活を果たした会社です。

この改革の肝となったのが、人材の活用です。
どの会社にも取り入れられる取り組みなので非常に参考になると思います。

 

株式会社日本レーザー

経済産業省:中小企業・小規模事業者の人手不足対応事例集から

会社情報

会社名:株式会社日本レーザー
所在地:東京都新宿区西早稲田
事業概要:レーザー専門の輸入商社
従業員数:48人

具体的取組事例

日本レーザーが行った主な取り組みは以下の通り

 
多様な人材が働き続けられる処遇体系・人事制度を徹底 経営者の経営理念の浸透、社員の意欲・能力の向上
・能力主義、成果・貢献度主義 ・「今週の気付き」「今週の頑張り」
・短時間勤務制度 ・基礎能力評価
・在宅勤務制度 ・「社長塾」の開校
・継続雇用制度
・マルチタスク化
・ダブルアサイン化

 

「社員を大切にする」仕組み

今回取り上げたいのは、株式会社日本レーザーの「社員を大切にする」という考え方です。
具体的な取り組みを行う前に、前提として考えなければならないのがこの考え方です。

どの会社においても
「ウチは社員を大切にしている」を口をそろえて言います。

しかし、現実には、
リストラ、サービス残業、セクハラ、マタハラはあとを絶ちません。
実際に起こっているのです。

それは、結果的に「お金を優先した経営」になってしまうからではないでしょうか。

小さな会社が生き残るために大切なことは、「経営環境の変化に臨機応変に対応すること」です。
必要なことは、社員のモチベーションを高めることであるといえます。

社員が「会社に大切にされていない」と感じれば、会社を支える力にはなってもらえません。
逆に「会社に大切にされている」と感じれば、いかなるときでも社員のモチベーションは保たれます。

社員のモチベーションを高める2つの方法

株式会社日本レーザーの取り組みは、すべて「社員を大切にする」という考え方がもととなって行われています。
この考え方については、

ありえないレベルで人を大切にしたら23年連続黒字になった仕組み(ダイヤモンド社)
https://www.amazon.co.jp/dp/4478101590/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_HBNpCbF1Q81J1

代表取締役社長(現会長)の近藤宜之氏の今必要となる「人を大切にする」考え方を理解することができます。

様々な人事制度やツールが世の中には存在しますが、「社長の決意が会社を変える」のです。
まずは、社長の心を変えることが、社員が変わる第一歩です。

株式会社日本レーザーで行った、お金をかけずにモチベーションを高める2つの方法をご紹介します。

悪い報告ほど笑顔で聞く

「よい報告は笑顔で聞く、悪い報告はもっと笑顔で聞く
報告を受けた際、トップが「嫌な顔」をしていては、誰も報告しなくなります。

笑顔のある人には人は自然と話しかけたくなります。
社員からの報告や提案を取り入れ、経営に活かしていくことが会社の成長につながります。

そこで、同社が取り入れているのが「笑顔」の評価です。
基礎能力評価の基準の1つとして、「対人対応力」として評価しています。
最大で月額2万円を支給し、「笑顔」は「能力」として評価を行うのです。

「対人対応力」が向上すれば、結果的に仕事の貢献度も上がることとなるのです。

社長の「何気ない声掛け」が社員を動かす

会社がピンチの時に力を発揮するのが、社長と社員あるいは社員同士の「風通しのよさ」であるといえます。

これは、社長が社長室にいても醸成されません。
普段からのコミュニケーションを心がけて、常に社員に気に掛ける姿勢が大事です。

これを実践するため、同社では普段から社長がフロアを歩き回って気軽に声をかけるようにしています。

制度として行っているのが、「今週の気付き」「今週の頑張り」というものです。
これは、毎週金曜日の夜までに社員は、上司にその週にあったことをメールするものです。

上司は必ずこれに返信をすることにし、社長も目を通しことでその社員の周りで起こった出来事や考えていることを把握することができます。
このようにして、社員とのコミュニケーションに活かすことで成果を生み出しています。

 

もたらされる成果
社員の成長を促す
社内のコミュニケーションが円滑になる
次期経営者を見極める手段になる
企業理念や経営方針が浸透する

最後に

いかがだったでしょうか?
今回は、株式会社日本レーザーの「社員を大切にする」雇用管理についてお伝えしました。

社員を変えるにはまず、社長が変わること
そして、社員のモチベーションを高める2つの方法をご紹介しました。

これらの考え方は、非情に参考になる部分が多かったのではないでしょうか?

「採用力を強化したい、社員の定着率を向上させたい」

弊社では、このような悩みをお持ちの中小企業の経営者へのサポートを行っております。
お気軽にお問合せ、ご相談ください。